後払い機能が利用できるプリペイドカードとして評判のバンドルカードについて、
- 簡単な仕組み
- カード登録・発行の仕方
- チャージや決済などの基本的な使い方
まで、プリペイドカード初心者にも分かりやすく丁寧に解説しています。
本記事の内容を読めば、
- バンドルカードを簡単にすぐ作れて
- 上手に使いこなす
ことができるようになるでしょう。
のんくれ
もくじ
バンドルカードの仕組みを簡単解説
バンドルカードとは?
バンドルカードとは、VISA加盟店で利用できるチャージ式のプリペイド(前払い)カードです。また、普通のプリペイドカード機能の他に、ポチッとチャージと呼ばれる後払い機能があります。
ポチッとチャージは、アプリから指定の金額を入力することで、手元にお金が無くとも即カード内に入金することができます(金額上限有り)。支払いは、翌月末までにチャージ金額+手数料を含めて支払いすればOK。
これらの機能が利用できるバンドルカード(バーチャル)は、完全無料・審査なしで作成できます。
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カードの種類と上限|バーチャル・リアル・リアル+(プラス)の違い
バンドルカードには、3種類の形態があります。
それぞれのカードの違いについて、以下の表にまとめました。
バーチャル | リアル | リアル+(プラス) | |
利用可能店舗 | 国内外VISA加盟店(オンライン) | 国内VISA加盟店(オンライン+実店舗) 国外VISA加盟店(オンライン) | 国内外VISA加盟店(オンライン+実店舗) |
作成方法 | アプリからアカウント登録(約1分) | アプリから発行手続き後、1~2週間以内 | |
本人確認 | なし | あり | |
発行手数料 | 無料 | 300円or400円 | 600円or700円 |
年会費 | 無料 | ||
チャージ上限(1回) | 3万円 | 10万円 | |
チャージ上限(月) | 12万円 | 200万円 | |
有効期限内チャージ累計額 | 100万円 | 上限なし | |
残高上限 | 10万円 | 100万円 |
ネットショッピングで手軽に活用したいという方は、アプリから1分で登録可能なバーチャルカードで十分です。
国内の実店舗で利用したいという方は、リアルカード。
旅行や留学などで国外の実店舗でも利用したい方は、リアル+(プラス)カードという違いになっています。
使えるお店と使えないお店
バンドルカードは、VISA加盟店であれば基本的にはどこでも利用できます。
- コンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミマなど)
- スーパー(イオン、西友など)
- ネットショッピング(amazon、楽天、メルカリ、ヤフオクなど)
- スタバ
- マクドナルド
など。まだまだこの他にも利用できる店舗はたくさん。
※実店舗では利用するためには、リアルカードの発行が必要です。
一方で、VISA対応であっても利用できない店舗がいくつか存在しています。
- ガソリンスタンド
- 宿泊施設
- 公共料金
- 定期支払い・定期購買
- 高速道路料金
- 本人認証(3Dセキュア)の必要な加盟店
などは利用できないという旨を、バンドルカード公式が発表しています。
この他で利用できない店舗については、以下のバンドルカード公式からご確認ください。
参考 使えないお店やサイトがある?VANDLE CARDサポート- ガソリンスタンド
- 宿泊施設
上記2店舗については、バンドルカード リアル+(プラス)であれば利用可能です。
便利でお得なバンドルカードのメリット

年会費無料で簡単に作れる
バンドルカードは、専用アプリから簡単な必要事項を入力するだけで、1分もあればオンラインにて利用できるバーチャルカードが作成できます。
バーチャルカードであれば、入会費・カード発行手数料・年会費は無料です。
年齢制限がなく高校生でも発行可能
バンドルカードの作成には年齢制限がありません。
よって、中学生や高校生でもスマホ1つあれば簡単にカードを発行できます。
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ポチッとチャージにより後払いが可能
バンドルカード最大の魅力となっているのが、”ポチッとチャージ”による後払い機能です。簡単に言うと、クレジットカード払いみたいなもの。
手元にお金がない状態でも、アプリ上でポチッとチャージを利用すれば、後払いという形で指定金額がカード内にチャージされます。
ポチッとチャージにより入金されたお金については、翌月末までに手数料を含めて返済が必要。
このような後払いシステムを利用するには、利用する側の信用性があるかという観点で、事前に審査があるのが普通です。
ですが、このポチッとチャージは、審査がなくとも利用できます。
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審査がないため、過去にクレジットカードやキャッシングの利用により返済が遅れて、クレヒスに傷が付いていたり、いわゆるブラックリスト入りしている方であっても、誰でも簡単に後払いが利用できるということです。
では、ポチッとチャージにより実際どのくらい後払いができるのか?
ポチッとチャージの上限は、カードの利用状況に応じて3,000円~50,000円内の金額で上限額が設定されます。
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ポチッとチャージ利用による手数料は以下の通り。
- 3,000円~10,000円⇒500円
- 11,000円~20,000円⇒800円
- 21,000円~30,000円⇒1,150円
- 31,000円~40,000円⇒1,500円
- 41,000円~50,000円⇒1,800円
手数料はやや高いものの、他のプリペイドカードにはない後払いシステムは貴重なので、使い所を間違えなければ便利なカードと言えるでしょう。
その他ポチッとチャージにおける情報については、以下のバンドルカードサポートサイトにてご確認ください。
参考 ポチっとチャージってなに?VANDLE CARDサポートやや不便に感じるバンドルカードのデメリット

場合によっては手数料がかかる
バンドルカードは基本無料で発行できる点が魅力的ですが、使い方によっては一部手数料が発生する場合があります。
- リアルカード発行(300円~700円)
- ポチッとチャージ(500円~1,800円)
- ドコモ携帯払いによるチャージ(5,000円以下:300円、6,000円以上:6%)
- 海外店舗での利用(4.5%)
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ポチッとチャージご利用は慎重に
ポチッとチャージは審査不要で後払いできるというメリットがありますが、考え方によってはデメリットにもなり得ます。
後払い=キャッシング
みたいなものなので、安易にポチッと利用することはおすすめしません。
特に、収入源のない未成年の方は利用しない方が良いかと思います。なにより手数料が高いですし、返済が遅れた場合は延滞金も発生してしまいますので。
ポチッとチャージを利用する前には、来月末までに手数料を含めて必ず返済できるのか、という点を改めて確認しておきましょう。
バンドルカードに申し込んで発行しよう
バンドルカードの作成方法は簡単です。
- アプリをダウンロード
- 生年月日や電話番号を入力
これだけでバーチャルカードが発行され、あとはお金をチャージすれば利用できます。リアルカードは上記手順に加え、もうワンステップ必要です。
これから、それぞれのカード発行方法について、詳しく紹介していきます。
まずは、バンドルカードのアプリをダウンロードしておきましょう。
バーチャルカードの発行方法
オンラインのみで利用できるバーチャルカードの作成方法は以下の通り。







ここまで入力したら、バーチャルカードが発行されます。

リアルカードの発行方法
国内の実店舗でも利用できるリアルカードの作成方法は以下の通り。
リアルカード発行には、カードデザインによって300円~400円かかります。あらかじめカード内に1,000円以上の金額をチャージしておきましょう。
- アプリを開いて「カード」⇒「リアルカード発行」をタップする
- 「バンドルカード リアル」をタップする
- 好きなデザインを選択する
- 全ての項目にチェックを入れて「発行する」をタップする
バンドルカード リアル+(プラス)の発行方法
海外の実店舗でも利用できるバンドルカード リアル+(プラス)の作成方法は以下の通り。
- アプリを開いて「カード」⇒「リアルカード発行」をタップする
- 「バンドルカード リアル+」をタップする
- 好きなデザインを選択する
- 全ての項目にチェックを入れて「発行する」をタップする
バンドルカードの使い方
チャージ(入金)方法
バンドルカードにお金をチャージする方法は全部で9種類あります。
- セブン銀行ATM
- コンビニ
- クレジットカード
- ネット銀行
- 銀行ATM(ペイジー)
- ドコモ払い
- ビットコイン
- ギフトコード(※キャンペーン時に発行するコード)
- ポチッとチャージ
それぞれの支払い手順について、簡単に紹介していきます。
※ポチッとチャージは後ほど紹介。
セブン銀行ATMからチャージ
セブンイレブンなどに設置しているセブン銀行ATMからチャージする方法は以下の通り。
※お近くのセブン銀行ATMはセブン銀行ATM検索からご確認ください。
- アプリを開いて「チャージ」⇒「セブン銀行ATM」⇒「チャージ手続きへ」をタップする
- ATM画面にある「スマートフォンでの取引」を押す
- 「QRコードを読み取りへ」をタップして、ATM画面のQRコードを読み取る
- スマホに表示された番号を入力する
- ATMに入金
コンビニからチャージ
チャージ可能なコンビニは以下の通り。
- ファミリーマート
- ローソン
- サークルK
- サンクス
- ミニストップ
- セイコーマート
- デイリーヤマサキ
上記コンビニにてチャージする方法を紹介していきます。
<ローソンの場合>
- アプリを開いて「チャージ」⇒「コンビニ」をタップする
- 「チャージリクエストを作成」をタップする
- ローソンを選択して「選択したコンビニでチャージへ」をタップする
- チャージしたい金額を入力して「この金額で決定」をタップする
- 「Loppiで操作する」をタップする
- お客様番号の桁数を確認して「お客様番号が11桁のお客様はこちら」もしくは「お客様番号が14桁のお客様はこちら」をタップする
- 以下、表示された手順の通りにATMを操作する
クレジットカードからチャージ
チャージが利用できるクレジットカードのブランドは、
- VISA
- Mastercard
のみです。また、3Dセキュアに対応していることも条件の1つ。
以下の手順により、クレジットカードからチャージを行えます。
- アプリを開いて「チャージ」⇒「クレジットカード」をタップする
- 左下の「チャージ」をタップする
- クレジットカード情報を入力して「次へ」をタップする
- チャージしたい金額を入力して「チャージ」をタップする
- パスワードを入力して「送信」をタップする
ネット銀行からチャージ
ネットバンキングからのチャージ方法は以下の通り。
- アプリを開いて「チャージ」⇒「ネット銀行」をタップする
- 「チャージ手続きへ」をタップする
- チャージしたい金額を入力して「チャージ」をタップする
- 利用したい銀行を選択する
- 各銀行のWebサイトに飛び、必要事項を入力してチャージする
銀行ATM(ペイジー)からチャージ
銀行ATM(ペイジー)を利用してお金をチャージする方法は以下の通り。
- アプリを開いて「チャージ」⇒「銀行ATM(ペイジー)」をタップする
- 「チャージリクエストを作成」をタップする
- チャージしたい金額を入力して「チャージ」をタップする
- 銀行ATM(ペイジー)にて「収納機関番号」「お客様番号」「確認番号」を入力して支払い
ドコモ払いによるチャージ
ドコモと契約しているユーザーのみが利用できる、チャージ料金を月額の携帯料金と一緒に支払い可能なサービス。
ドコモ払いによるチャージ手順は以下の通り。
- アプリを開いて「チャージ」⇒「ドコモ払い」をタップする
- 「チャージ手続きへ」をタップする
- チャージしたい金額を入力して「チャージ」をタップする
- dアカウントにログインして決済を行う
ビットコインでチャージ
ビットコインでのチャージには3種類あります。
それぞれの詳しいチャージ方法については、上記のバンドルカードサポート公式リンクからご確認ください。
ギフトコードからチャージ
バンドルカードのキャンペーン時に発行されるギフトコーコードを利用してチャージする方法は以下の通り。
iTunesギフトカードやAmazonギフトカードは使えないので注意しましょう。
- アプリを開いて「チャージ」⇒「ギフトコード」をタップする
- 「チャージ手続きへ」をタップする
- ギフトコードを入力して「チャージ」をタップする
ポチッとチャージの使い方
ポチッとチャージの利用方法
- アプリを開いて「チャージ」⇒「ポチッとチャージ」をタップする
- 「ポチッとの申込みへ」をタップする
- 「氏名」「生年月日」「メールアドレス」「電話番号」の入力&利用規約の確認後、「SMS認証へ」をタップする
- 登録した電話番号宛に送られてきた認証番号を入力して「認証する」をタップする
- チャージしたい金額を入力して「OK」をタップする
- 「この内容で申し込む」⇒「カード残高の確認へ」をタップしてチャージ完了
ポチッとチャージの返済方法
ポチッとチャージにより借りたお金は、以下の支払い方法により、翌月末までに手数料をプラスして返済しなければなりません。
- コンビニ払い
- ネット銀行
- 銀行ATM(ペイジー)
ポチッとチャージの返済手順(コンビニ:ローソン払い)は以下の通り。
- アプリ開いて画面上部の「支払いへ」をタップする
- 「支払い」⇒「支払い方法を選ぶ」をタップする
- コンビニを選択して「選択した方法で支払う」タップする
- ローソンを選択して「選択したコンビニでお支払いへ」をタップする
- 「Loppiで操作する」をタップする
- お客様番号の桁数を確認して「お客様番号が11桁のお客様はこちら」もしくは「お客様番号が14桁のお客様はこちら」をタップする
- 以下、表示された手順の通りにATMを操作する
決済・支払い方法
オンラインでの支払い
- 商品購入手続き
- 支払いでクレジットカード払いを選択する
- カード番号、有効期限、セキュリティコード、名義人を入力して支払い完了
実店舗での支払い
VISA加盟店であれば、リアルカードを提示して支払いが可能です。
支払い時に「(VISA)カードで」と店員に伝えるだけでOK。
必要に応じてサインしましょう。
Q&A|バンドルカードに関するよくある質問
有効期限は何年か
バンドルカードの有効期限は何年ですか?
5年です。有効期限が近づいてきたらカードを再発行すればOK。
分割払いにについて
バンドルカードで分割払いはできますか?
できません。あくまでプリペイドカードなので、定期的な支払いが発生する決済には利用できないようになっています。
ETCカードの作成
バンドルカードでETCカードを発行できますか?
できません。ETCカードは基本的にクレジットカードでなければ作成不可です。
口座維持費の有無
バンドルカードでは口座維持費がかかるのですか?
かかりません。昔(2018年7月23日まで)は120日間未利用の方を対象に、口座維持費として月額100円が発生していました。現在では、口座維持費が完全無料となっていますので、ご安心ください。